商店街の仲間で結成された草野球チーム「ピーナッツ」。
10年前は地元最強チームとしてその名を轟かせていたが、今や当時のメンバーはチームを離れ、
メンバーが9人にも満たない状態。今日の試合もグラウンドに現れたのは、酒店の店主・相良(三村)を始め、
レコード店の店長・宮本(ふかわ)、クリーニング店の3兄弟の5人だけ…。
そんなとき、東京でスポーツライターとして成功し、久しぶりに地元に戻ってきた秋吉(内村)は、
「新生ピーナッツ」を立ち上げるべくチームから遠ざかっていたメンバーとも再会を果たす。
かつての4番で幼稚園の保父・赤岩(レッド)、元エースで小料理屋を営んでいる一鉄(ゴルゴ)、
借金の取立てから逃げその日暮らしの文野(大竹)。そして監督草野(ベンガル)の娘、みゆき(佐藤)も
新メンバーとして加わった。10年前とは違い、さまざまな事情を抱えるチームメイトたち…。
そんな矢先、監督の草野がメンバーたちに黙って友好試合の話を決めてきた。
しかしそれは再開発の是非を賭けた“賭け試合”だった…。
どうするピーナッツ!?どうなる商店街!?